3/20
Jプロツアー第1戦宇都宮
つい最近まで、3/20はまだまだ先だな〜っと思っていたのに、あっという間に開幕戦の日になった。
気温の上昇とともに、自分のパフォーマンスも向上してきていたので、自分がどこまでプロツアーで走れるのか楽しみにしていた。
チームは前日入りだったが、自分は当日8時入り。
さすがにチームカーの方が先に到着してると思いきや、結局試走時間開始ちょうどに到着したのは、今年一番の驚きであった。
アップが出来なかった。
・JPT1組目 20位
予選ではあるが、Jプロツアー開幕戦であり、また自分の2016年の初戦である。
50/75位までが決勝に上がれるので、あまり焦る必要はないが、気を抜くと位置取りで予選落ちになってしまうので、後ろに下がり過ぎないように気を付けた。
自分の前で走ってる人、〜さんじゃんとか横にいるの、〜だとか思ったりして、完全に素人気分だった。
集団はとても密集していたが、危なかったり接近し過ぎたりしてると、軽く叩いて気付かせてくれたり、Uターン箇所も無理矢理インに突っ込んでくる人もいないので、今までのレースで感じてきたストレスは皆無であった。
また、11月のエリートツアー最終戦以来のレースだったが、意外とすんなりレースの感覚を思い出すことができた。
スピードが流れたまま、走ることが出来るのでトラックレースの感覚に似ているなぁと思いつつ、最後は中盤より前の方にポジションを上げて、無事に予選通過。
レース中は感じなかったが、終わってから久しぶりのレース強度で身体がビックリしており、一切食欲が湧かなかったが、バナナやアイスやらを食べて、なんとかカロリーを摂取することに努める。
・決勝:58/100位
3Km×20周の計60Km
目標としては、10,15周目のポイント賞のどちらかを取りに行く。また、あわよくば、ゴールスプリントに加われたらと。
13時ちょうどにスタート。
走っている内に、集団の真ん中で必死に食らいつくよりも、最後尾でマイペースで立ち上がった方が楽だと思ったので、ずっとそうしていた。
Uターンの行き交う箇所で逃げができているのを確認していたので、自分はゴールスプリントにのみ注力することに変更。
まだ余裕があったので残り2周を切ってから、徐々にポジションを上げていったが、集団自体もペースアップしていったため、先頭には届く位置にまでは一切達しなかった。
去年のエリートツアーでは、おそらくこんな走り方でもゴールスプリントに絡むことは出来ると思うが、やはりプロツアーということでペースが上がると、簡単にポジションを上げることができないのを痛感。
人数も実力もあるチームであれば、最後にアシストを受けて、前に出られるかもしれないが、このチームにはまだその力は無いので、単騎で勝負しなければならないと感じた。
今回の一人で勝負に絡みいくには、終盤のペースアップ前、最低でも残り5周の時点では前に位置取りしていなければならなかったと思う。
二戸監督にもレース後に指摘されたが、自分が前に上がるために米内さんを使ったが、しょうもない周回で米内さんに力を使わせてしまったし、60Kmまで上がるホームストレートで位置を上げるよりも、50Km強までスピードが落ちるバックストレートで前に上げてもらうべきだった。冷静になって考えると、本当に無駄なことであった。
米内さん、すみません。
そんなわけで、今は"たられば"ばかりを考えており、どこか不完全燃焼のまま、ただ完走しただけとなった。
たくさんのサポーターの方々に応援に来て頂いたのに、不甲斐ない結果となってしまった。
田渕も自分のレースを控えてる中、サポートありがとう。
ご期待に添えず、申し訳ないです。
出走する限りはベストパフォーマンスを目指しますが、次戦の伊吹山は脚質的には厳しいコースなので、同月の南紀白浜を念頭に置いて練習していきます。
今回のレースの総括としては、予選、決勝を通して、久しぶりの速いスピードで流れるレースだったので楽しむことができた。
でも、そんな感じでレースを楽しむだけなら自費で遠征費、レース参加費、機材やらの費用を出して楽しめばいいわけなので、スポンサードされている意味を考え、次戦には臨みたいと思う。